子どもと一緒に 付き添い入院 をすることが決まった時、病院には何を持って行ったらいいのでしょうか?
付き添い入院は数日の場合もあれば、長いと数年に及ぶこともあります。
今日は、娘と一緒に3年間の付き添い入院生活を送った私が、付き添い入院に必要なグッズをご紹介していきます。
また、記事の最後に、印刷して使えるリストをPDFで用意してありますので、そちらも活用していただけると嬉しいです😊
目次
付き添い入院時に絶対に必要な最低限のもの
まず、最低限、これだけは絶対に必要なものは以下の4点です。
- 母子手帳
- 保険証
- マル乳などの医療証
- お金
生活用品はコンビニなどで買い揃えることができても、母子手帳や保険証はそうはいきません。
場合によっては、補助が効かず大きな金額の建て替えが必要になってしまうことも。緊急の入院にも備えて、外出の際は常に持ち歩きましょう。
また、病院によっては、保証金として10万円程度を最初に納める必要が出てくる場合があります。
すぐにお金をおろせるように銀行のカードは持っておきましょう。
付き添い入院時に必要な子供用のもの
次に、付き添い入院時に必要な、子供用のグッズです。
オムツ、着替え、スタイ、ウェットシート、ミルク…など、普段マザーズバッグに入っているもの
着替えが3〜4日分、オムツは1週間分を目安に持っていくと良いと思います。
オムツやウェットシート、ミルクなどは病院で買うこともできます。
(入院中のミルク代は、自治体によっては補助が出ます。こちらの記事を参考にして下さい。↓
子どもの入院時に、ミルク代を補助してくれる自治体がある?【東京23区内での違い】)
また着替えは、点滴などをしたままでも着替えさせやすい「前びらき」の服を選びましょう。
(子供が大きくて前びらきの服がない場合は、カーディガンなどを持っていくと良い)
また、お子さんがお気に入りのおもちゃなどもあるとなお良いですね!
付き添い入院時に必要なママ用のもの
次に、ママ用持ち物のリストです。
まずは衛生用品で必要なもの。これらは、外泊をする時に最低限必要になってくるものたちです。
衛生用品
- 着替え
- マスク
- タオル
- 歯磨きセット
- メガネやコンタクト用品
- シャンプーやトリートメントなどのバスグッズ
- 洗顔
- 化粧水
- リップクリーム、パック
病院にはタオルがありません!洗顔やちょっとしたものを拭くときにタオルは絶対に必要です。数枚持っていきましょう。
それから、意外と忘れがちな、歯磨きセットやシャンプーなどのアメニティグッズです。旅行だとホテルに用意されていますが、病院にはないので注意しましょう。
付き添い入院が多い方は、普段からこういうセットを準備しておくのも手ですね。
また、病院はものすごく乾燥します!
ミストタイプのいつでも使える化粧水、またリップクリームや保湿パックなどは重宝します。
生活用品
次に、生活用品です。
必要なものと、あると便利なものに分けてみます。
- ハンガー
- S字フック
- 使い捨ての割り箸やスプーン
- スリッパやサンダルなど
- 置き時計
- 洗濯ネット
- ミニ洗濯もの干し(ピンチハンガー)
- ドライネット
実はないと困るものがこれらの生活用品です。
S時フックは、ベッドにゴミ袋やちょっとしたポーチをかけるのに非常に役立ちます。病室は思ったより狭いものです。なるべく快適にスペースを作りましょう。
また、スリッパやサンダルは、靴を脱いで快適に過ごすための必需品です。
さらに、付き添い入院時は、検査や面会などの予定が頻繁に入ります。その合間を縫ってお風呂に行ったり用事を済ませたりしないといけないため、時間の管理がとても重要になります。
そのため、「置き時計」があるととても便利です。
表示が大きく見やすいものを選びましょう。デジタルの方が、パッと正確な時間を把握することができます。
「ミニ洗濯物干し」や「ドライネット」は、ちょっとした洗濯物を干しておくだけでなく、収納としても利用できます。
せまいベッド周りを工夫して快適に使いましょう。
食事関連
次に、食事関係の便利グッズです。
- 保温ポット
- マグカップ
- トレー
「保温ポット」とは、サーモスなどの長時間保温できるポットです。
温かいお湯を入れておけば、ベッドの側から離れずにお茶などを入れて飲むことができます。
ちなみに保温ポットは、一度お湯を入れ、すぐに捨ててからもう一度お湯を入れれば、保温時間がアップするのでやってみて下さい。
(500ミリぐらいのマグタイプ↑)
(1リットルの保温ポットもあります!↑)
保温ポットが用意できたら、次は「マグカップ」です。マグは陶器だと割れるので、キャンプ用のステンレスやプラスチック製がおすすめです。
また、「トレー」は、電子レンジで温めたものを病室まで運ぶ時に役立ちます。落としても大きな音が出ない木製やプラスチック製がおすすめ。
スマホ関連で必要なもの
- 充電器
- モバイルバッテリー
- イヤホン
- (手配できれば)モバイルwi-fi
病室では、スマホを触って過ごす時間が長くなります。そのため、モバイルバッテリーやイヤホンなどの、スマホ関連のグッズはしっかり持って行きましょう。
モバイルバッテリーは、個人的にCheeroの商品を使っていますが、他にもたくさんありますので探してみて下さい。
また、入院が長期化しそうな場合は、短期で借りられるモバイルwi-fiを持っていくと、ギガを気にせずスマホを使うことができます。
付き添い入院時にあると便利なグッズ、おすすめ頂いたもの
最後に、読者の方から付き添い入院時にあると便利なグッズでおすすめ頂いたものを紹介します!
相部屋だと夜中にライトをつけるのを躊躇する時があると思います。そんな時に便利な「首掛け式ライト」。
読書用のこんなのものあるみたいです!
また前回の記事で、子供用の着替えとして前開きタイプの服があると検査の時に便利だと書きましたが、なんと「甚平」で代用できるとの情報を頂きました!
甚平だと幼児用や子供用もあり、またパジャマとしても部屋着としても使えますね!
これはとても良いアイデアだと思いましたので紹介させて頂きました😊
調べるといろんなサイズがあるので、お子さんに合ったものを選んであげるといいですね。
Amazonプライムに入ろう!
付き添い入院が決まったけど、色々買いに行く時間がない!という方は、Amazonのプライム会員になってしまうのも手です。
どんなに小さなグッズでも、送料無料で翌日には配達してくれることが多いです。今は「置き配」という、玄関に置いておいてもらえる配達方法も選べます。
病室から注文し、玄関先に配達しておいてもらって、後から家族にまとめて持ってきてもらうなどの使い方ができます。
さらに、病院側と交渉すれば、ナースステーションに配達してもらうこともできるかもしれません。(可能かどうかは病院によります)
プライム会員は、月額500円で、1年間だと4900円です。まずは1ヶ月の無料お試しもあります。
こちらから会員になることができますので、検討してみて下さい。
また、Amazonには付き添い入院時にも便利な様々なサービスがあります。こちらの記事で詳しく解説しています。↓
子育て世代は絶対に入るべき!【育児に便利なAmazonサービスを徹底解説します】
まとめ
いかがでしたでしょうか。皆さんの付き添い入院生活が少しでも快適なものになりますように。
こちらに、必要なものを一覧にしたメモをPDFで作りました。ダウンロードして印刷、もしくは開いてこれを見ながらグッズを揃えるのに活用して下さい。
また、私が3年間の付き添い入院をしていた時、いくつかの趣味をやっていました。長い病院生活で、趣味に救われた部分もとても大きかったです。
そちらの記事もありますので参考にしてみて下さい。
付き添い入院 時のおすすめ趣味5選!【長い付き添い入院を趣味で乗り切る】
さらに、お子さんの入院費用がいくらになるのかも気になりますよね。自治体や、お子さんの年齢によって補助の金額は違いますので、こちらの記事を参考にしてみて下さい。
また、一度病気をすると保険に入りづらくなります。今後のことを考えて保険への加入を考えている方は、こちらを参照して下さい。
コープ共済 「たすけあい」がおすすめな理由【病児でも入れる保険】
皆さんの付き添い入院が少しでも快適なものでありますように。
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