暑い夏に!冷たい寒天あそびで遊ぼう【障がいのある子も楽しい】

こんにちは!保育士のみさとです。

児童発達支援施設で、医療的ケアのある子どもたちの療育をしています。病気や障がいがあっても楽しく遊べるあそびをご紹介しています。

今日は、大人も子どもも楽しい「寒天あそび」です!

寒天あそびとは?

寒天遊びとは、寒天粉を使った感触遊びです。

これからどんどん暑くなっていく中、涼しくて簡単にでき、大人が遊んでも楽しいです。

ぜひきょうだいやお母さん、お父さんなどご家族で遊んでみて下さい。

寒天あそびの対象年齢や障がいの程度

何歳でも楽しく遊べます。

お口に手をよく持っていく子でも、寒天なので安全です。(嚥下障害があるお子さんは注意が必要です)

寒天あそびの材料と作り方

【用意するもの】

  • 寒天粉(スーパーのお菓子作りコーナーにあります)
  • お好みの液体(ジュース、食紅で色を付けたお水等) 
  • プラスチックコップ(あれば)
  • レジャーシート(盛大に広げる場合は、レジャーシートの上でやったほうが片づけが簡単です)

 

【材料】

  • 水: 150ml
  • 寒天粉: 2グラム(小さじすりきり1杯)
  • お好みの液体: 出来上がりの硬さによって用意する量が変わります。固め→350ml、普通→450ml、ふるふる→600ml

 

【作り方】

  1. 鍋に水と寒天粉をを入れ、中火にかけてよく混ぜながら溶かします。沸騰したら、火を弱めさらに2分間煮溶かします。
  2. 人肌にあたためたお好みの液体を入れ、よく混ぜ合わせます。(お好みの液体は色々な色を作ると面白いです!)
  3. 容器に移し替えて冷蔵庫で冷やし固めます。
  4. 完成!

 

寒天あそびの遊び方

【手のひらに寒天を乗せてにぎにぎ感触遊び】

あまり触らない感触を、お子さんと一緒に楽しむことができます!

【透明の袋に寒天を入れて袋の上から潰して感触遊び】

直接触るのが苦手な子は、ビニール袋などに入れて楽しんで下さい!

 

【紙皿に入れてご飯やさん】
【プラスチックコップに寒天と水を入れてジュース屋さん】

きょうだい児はごっこ遊び(ジュース屋さん、おままごと等)に発展していきます。

【プラスチックコップに寒天と水を入れて、太陽にかざして視覚遊び】

手の感触遊びだけでなく、視覚でも楽しむことができます!

写真は曇っていますが、晴れているととってもきれいです!

このほか、指人形等を一緒に入れて冷やし固め、それを取り出す遊び等もできます。自由に楽しんで下さいね!

寒天あそびの注意点

  • 誤飲には気をつけましょう
  • 食べてしまっても安全なように、お好みの液体はジュース等をお使いください
  • 気管切開部分に付着しないようにお気をつけください
  • 熱湯を使うので、やけど等にお気をつけください

寒天あそびを通して

長引くコロナ禍で、外出が難しい日々が続いています。

きょうだい児やお子さま、保護者の方もストレスが溜まったり、遊びのネタがなくなってしまったりするでしょう。

そんな時に少しでも息抜きになったら良いなと思います。

たくさんの工夫の仕方があると思いますので、きょうだい児やお子さんに合わせた遊びを色々と一緒にやってみて、保護者の方もぜひ童心に戻って楽しんでみてください!

 

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