パートナーズ活動紹介!【新規事業の立ち上げ】就労支援A型事業所のオープンへ向けて

『就労継続支援』という福祉サービスをご存知でしょうか。

就労継続支援とは障がい者支援法に基づく福祉サービスのひとつで、
一般企業への就労が難しい障がいや病気のある方が、事業所にて障がいや体調に合わせて就労に必要な訓練をしたり、就労の経験を積んだりするのを支援するサービスです。

職場スタッフのサポートを受けながら、障がいや体調に合わせて自分のペースで働くことができ、
ご本人の状態に合わせて、就労移行支援・就労継続支援(A型事業所・B型事業所)と選ぶことができます。

今回は、その中でも『就労支援A型事業所』のオープンへ向けて進んでおられる、
Free &Clear合同会社 代表 菅原 啓寛さんの活動についてインタビューをさせていただきました。

Free&Clear合同会社
代表 菅原 啓寛さん

新たな新事業へ向けて

新たな事業を始めようと思った背景

舛井
新たな事業を始めようと思ったきかけはなんだったんですか?
名前
これまで7年に渡りシステムエンジニアのお仕事に携わってきたんです。
きっかけは、身近な人が突然障がい者になったんですよ。
大腸がんが見つかり人工肛門というかたちになったんです。ひどく落ち込んでいました。

「障がい者と健常者の間にこんなに壁があるとは思わなかった。」という言葉がずっと心に残っていて。

その壁を取り除くことができないか…と考えていたんです。
その中でこのビジネスに出会ったんです。
一般就労という意味で、私がイメージする壁を取り除くというのではA型事業所が一番しっくりきたんです。

舛井
急に障がい者になるということは誰にでも起こりうることですよね…
その「障がい者と健常者の間の壁」を薄くしていくには何が大切だと菅原さんは考えますか?
菅原さん
まだまだこれからなんですが、きっとこれなんじゃないかな?と思うのが。
特別扱いをしないっていうのがキーになってくるんじゃないかな?と思うんです。

会社の仕組みとかあり方っていうのを、気兼ねなく皆が意見を言い合えるというのもそうですし、評価制度のクリアさ、透明さというところもそうです。

例えば会社の決算書などの開示や金額面であったりというところもできるだけ開示していくことで、よりクリアに従業員と会社という法人格の間の壁を無くしていく。
そんな状態を作ることによって従業員と利用者さん、そして利用者さんと社会の壁が薄くなっていくことにつがっていくんじゃないかと考えています。

この企業が何をやっているのかっていうのがより広くクリアに開示できたらと。

舛井
私たちも医療的ケア児育児をしている中で閉鎖的と言いますか、やはり社会とのつながりも薄くなったり壁を感じることがあるので、そこをより「クリアに」、「透明さ」という考え方は本当に素敵だと思います!

新しくオープンするA型事業所について

業務内容

舛井
菅原さんの始める事業所について聞かせてください。
業務の内容はどのようなものになるんですか?
菅原さん
国から給付金をいただいて行うビジネスモデルになります。

障がい者、特に精神障がいを持っておられる方をメインにその方達が一般就労ができるお手伝いをする事業所です。

実際に従業員として雇用関係を結んでそこで働いていただく職業訓練というようなかたちですね。
生産活動として『お弁当』の事業で、メインは調理したものをお弁当に詰める梱包の部分や、人によっては調理・配送にも同行していただく予定にしています! 

お弁当の特徴

舛井
お弁当の事業を始めるにあたって特にこだわった点やお弁当の特徴はありますか?
菅原さん
はい!低価格でかつ栄養バランスを気にしている方にも安心して食べていただける内容となっています。

いろいろな施設であったり、高齢者の方であったり、法人さんの社食として販売します、もちろん一般の方でも購入していただけるようにしていく予定です。

特徴としては、冷凍ではないというところですね。
その日に作ったものを食べていただくというかたちになるので、冷凍での劣化というのがありません。
ご家庭で食べるような食感であったり風味がそのまま味わえる、そこが大きなポイントです!

提供するお弁当(実物写真)

舛井
栄養バランスにもこだわっておられるんですね!
調理したままの味をそのまま味わえるというのは魅力的です。私も一度食べてみたいです!
菅原さんも、普段からご自身で料理をされたりするんですか?
菅原さん
私、手料理が好きなんです。
喜びって顔に出るじゃないですか、すごく魅力を感じるんです。
分かりやすく人に喜んでいただけるというのは自分にとって重要だったんです。

大切にしていきたい想い

舛井
利用者さんの中には日々の体調の変化や精神面なども配慮が必要になってくるかと思いますが、
日々利用者さんと接していく中で何を一番大切にしていきたいですか?
菅原さん
その方が、そこに存在するだけで100億点なんですよ!という想いは一番ブラさずに残していきたいと思います。

というのも、精神障がいの方の中でも、『うつ病』を持たれている方が大半を占めるのではないかと考えています。
私自身も、重くはないですがそういう出来事を経験していて。

そんな時、近くに「成果を上げる。それは素晴らしいことだけれども存在しているだけで十分なんだよ!」と本気で心から声をかけてくれる人がいたなら、確実に違っていたんじゃないかと。

そしたらその時の悩んだ日々にかけてきた時間を「周りの方のおかげで充実感を得られている、ここにいられて良かった。」と思える。
そっちにパワーを割けれるようになっていたんじゃないかと思うんです。
なのでそれを大切にすることが、すごく重要だなと感じるんです。

舛井
『存在するだけで100億点』って言葉、素敵ですね!
弱さの部分も全部含めて自分という『存在』を認めてもらえる。
お互い認め合えることができたらとても素晴らしいですよね。
ご自身が辛い経験をしたからこそ分かる想いですね。

これから事業所をどのような場所にしていきたいですか?

菅原さん
理想で言いますと、
私、学びの場がすごく好きなんです。例えば講座や勉強会、そこで出会った仲間と普段の学びや気づきをシェアする会であったり。
そういう場所で感じるのは、『成長しようとする意欲・挑戦しようという意欲』です。

本当はそこに対する『怖さ』も持っていると思うんですが、
「この人にだったら、この場所だったら言っても大丈夫!分からないって言っても大丈夫!」っていう安心感があることによって、
それをそのまま話すことができる。

そういう空間を作ることによってよりチャレンジしたくなるような、
そんな雰囲気のある場所にしたいと思っています。

 

事業所スタッフの募集案内

現在は事業所のオープンも間近となり、着々と準備が進められているそうです。
まずはお弁当の事業をオープンし、軌道に乗ったところで就労支援A型事業所としての事業をスタートする予定とのこと。

そこで現在、事業所での管理責任者、及びお弁当製造スタッフを募集しております!
応募を希望される方、詳細等は下記のメールアドレスよりお問い合わせください!


【お問い合わせ先】

saiyou@nis-inc.co.jp


アンリーシュへの想い

菅原さんには、日頃よりパートナーズをはじめクラウドファンディングにおきましても温かいご支援をいただきております。

また、今年のキッズフェスタではボランティアとしてお手伝いいただいたり、
取材への同行などアンリーシュの活動にもとても積極的に関わってくださっています。

舛井
いつも温かいご支援を賜りましてありがとうございます。また活動においても手助けいただき本当に感謝しております。
これまで色々とアンリーシュの活動に関わってくださっていますが、アンリーシュへの想いといったところを聞かせていただけたら嬉しいです。
菅原さん
アンリーシュフレンズちゃんのお宅にYouTube撮影の同行をしたときに、
そのご家族が私が今まで見てきた『家族』の中で圧倒的な『幸せ』を感じた感覚があって。

幸せの本質がここにはあるんだろうなと…
アンリーシュだからそれを知ることができたと思ったんです。

ご両親とアンリーシュ(代表のゆうかさん)との間に信頼関係があるからこそそれを感じれたんだと、
それはアンリーシュがこれまで積み上げてきたもので、これまでやってきたことって本物だったんだなって、本当に素敵な活動だなって思いました。

研修事業をされてますよね!
あれはまさにこれを世に広める活動だと感じます。
現場を体験してもらってノウハウを知ってもらう、その課題を肌で感じてもらうというのは目的として素晴らしいと思います!

舛井
フレンズご家族もみなさん、やっぱり苦しい時期もあったと思います、そこを乗り越えてこそ今お家で暮らせるこの幸せを感じられる。

菅原さんもご自身がしんどい思いを経験されたからこそ、
これから作っていく事業所がどうあればいいのか当事者、利用者さんの立場で考えることができるし、
きっとフレンズちゃんご家族の真の幸せも一緒に感じてもらえるんだろうなと…
菅原さんの作っていく事業所は本当にとっても素敵な場所になるんだろうなと感じます。

菅原さん
ありがとうございます!
今アンリーシュさんが取り組んでおられる、医療的ケア児ママの雇用を生むっていうミッションも本当に最高だなって思っていて!
サービスを利用したい側のニーズもすごくあると思うので、それが広がっていって欲しいと思っています。

これから福祉界隈のことも知っていって微力ながらお手伝いして行けたらいいなと思っています。

舛井
私たち自身も代表がこの5年間で積み上げてきたものってすごいなっていうのは肌で感じていて、そこをしっかりと守っていきたいと思うし、これからもチームとしてさらに広げていきたいと思っています。

まだまだ課題は多いので当事者ご家族のために常に自分たちにできる精一杯の努力をしていきます!

当事者だけで頑張ってもやはり限界はあるし、そこに専門家の方や菅原さんのような起業された方、いろいろな分野のたくさんの方の協力で一歩、また一歩と前進していけるんだと思います。

ぜひこれからも、アンリーシュの活動を一緒に見守っていただけたら嬉しいです。
今日は貴重なお話をたくさん聞かせていただき、ありがとうございました。

 

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