(読み方)ざいたくほうもんやくざいかんりしどう
解説
在宅での療養を行っている患者さんであって通院が困難な方に対して、処方医の指示に基づき、作成した薬学的な管理計画に基づき患者さんのお宅を訪問して、薬歴管理、服薬指導、服薬支援、薬剤の服薬状況・保管状況及び残薬の有無の確認などを行い、訪問結果を処方医に報告することまでを含む業務をいいます。
対象者が要介護認定を受けている方の場合は、ケアマネジャーにも訪問結果の概要を情報提供します。
訪問する頻度はお薬を持参するとき(週に1度~月に1度)はもちろん、服薬状況を確認するためや、すでにお届けしてあるお薬をお薬カレンダーへ配置するために、お薬を持参しないで訪問する場合もあります。
また、患者さんの生活のリズムや無理のない服薬回数にするためのお薬の選択について処方医に提案することもあります。
娘(重心・医ケア児5歳)の場合
私の娘は訪問薬剤サービス(上記のサービス)にとてもお世話になっています。
・月1の病院受診での処方
・月2回の訪問診療の処方
・その他緊急処方
平均して月3回はお薬もってきてもらっています(^^)
栄養剤や消毒液もあるので持って帰るには大量になりますし、通院だけで丸一日かかる中、薬局まで行く時間は中々取れないので、このサービスは本当に助かっています。
訪問サービスを利用するには、処方箋に「在宅訪問薬剤指導」と記載してもらい、指定の薬局にFAXまたはアプリで処方箋を送信し、その後折り返しの電話にて訪問日時を打ち合わせしています。
訪問薬剤サービスは色々な制度や形態がありますので、気になる方はお近くの薬局や主治医の先生に聞いてみてはいかがでしょうか。
我が家は日本調剤薬局を利用しています。
ホームページにて訪問調剤についても分かりやすく紹介されています。
https://www.nicho.co.jp/homecare/service/
出典
–在宅訪問薬剤管理指導ってなあに? | 公益社団法人東京都薬剤師会