【比較表付き】障がい児のための 大きめロンパース・前開き服が買えるサイト一覧

はじめまして。アンリーシュライターの梓です。

私には小学校の支援級に通う、7歳になる男の子がいます。

周産期に原因不明の低酸素性虚血性脳症になった結果、脳性麻痺になりました。肢体不自由で知的発達にも遅れがあります。
 

最近、息子が120センチ18キロになり、いよいよ幼児サイズでは間に合わなくなってきました。

そこで、小学生サイズの子どもに向けたロンパースや前開き服を購入できるサイトを探し、いくつか実際に試してみたので紹介します。

小さいサイズの時は色々選べていたけど、成長して肌着など買えるところが限られてきて困っているという方のご参考になれば嬉しいです!

大きめロンパース、前開き服のメリット・デメリット

まずは、私が大きめロンパースや前開き服をおすすめする理由です。

大きめロンパースをおすすめする理由
  1. 自分で動けない場合抱っこすることが多く、持ち上げる際にお腹が見えてしまうのを防ぐことが できる
  2. リハビリ中にいろんな姿勢(ストレッチ、介助歩行など)をとるときでも、肌が見えずにリハビリができる
  3. おしりやお股、おむつを触ってしまうのを防ぐことができる
前開きの服をおすすめする理由
  1. 袖を通すときに腕が曲がりにくくても着せやすい
  2. 胃瘻で食事をするときにお腹を出しやすい
  3. 入院中に、点滴やレントゲン、内診などの医療の処置がしやすい

ちなみに、ロンパースにはデメリットもあります。

ロンパースのデメリット
  1. 尿もれしたときに、ズボンだけでなくロンパースも着替えないといけない
  2. 車椅子や椅子に座った姿勢でロンパースの着替えをするときに、おしりをあげないといけないので難しい

大きめロンパース・前開き服を販売しているサイト一覧

アルトタスカル

アルトタスカルは「こんなのあると助かる!」の声を実現するこども服ブランドです。株式会社チルドレン通信が運営しています。ちなみに「アルトタスカル」 発音はヘクトパスカルと同じ読み方になるそうですよ!

ラクダがイメージキャラクターです

ロンパース(スナップボタン・マジックテープ)以外にも着脱しやすい服、軽い体重の赤ちゃん用の肌着、お腹が出にくい肌着、どちらも表のTシャツなどがあります。

アルトタスカル 天然素材で毛玉ができにくいです。

アルトタスカルお店情報
【サイズ】90〜160
【価格帯】990円
webサイト:https://altotascal.com
 

いちごのき

いちごのきさんはハンデっこのためのハンドメイドショップです。

”障害などをお持ちのお子さま向けに「あったらいいな」を形にするお店です。

市販品では対応していないものや、手作りする時間のない方にかわって、店主emicoが心を込めて手作りしています。

「使いやすく」「買いやすく」…そして何より「カワイイ!」をモットーに日々頑張ります。お子さんとの毎日の生活に、便利な商品をお届けします。(いちごのきさんWebサイトより)”

いちごのき 生地は厚めで洗濯に強いです。

ロンパース(前面ボタン)・前開きの肌着(袖なし・半袖・長袖)の他に、大きめスタイもあります。また、服には胃ろうオプションを付ける事ができます。

いちごのきお店情報

【サイズ】100〜160
【価格帯】1,980円〜
webサイト:https://ichigonoki-jpn.easy-myshop.jp
インスタ:https://www.instagram.com/ichigonoki.emico/

 

ANGEL KIDS WEAR

ANGEL KIDS WEARは株式会社東京エンゼル本社さんが運営しているブランドです。

介護用品・ベビーマタニティー用品・障がい児衣料・ペット用品の企画、製造および販売などを行っていて、前開きロンパース・かぶりロンパースの他にも、ユニバーサルデザインの子ども服など色々な商品があります。

電子カタログなども出していらっしゃるので、ぜひ見てみてくださいね。

ANGEL KIDS WEARのお店情報
【サイズ】120〜160
【価格帯】2,200円〜
Webサイト:https://www.ak-wear.com
インスタ:https://instagram.com/angelkidswear.akw
Facebook:https://www.facebook.com/ANGELKIDSWEAR/
Twitter:https://twitter.com/ANGELKIDSWEAR

 

ガロー

ガロー株式会社さんは創業50年を超える子ども下着専門のメーカーです。

寝たきりの娘さんを育てるお母さんからもらった一通の手紙で、子供たちが笑顔になるような明るいデザインの介護肌着を作るために「ベッドでも着替えやすいアンダーウェアー開発計画」をスタートされたそうです!

ロンパース(前面ボタン)・かぶりロンパース・前開きの肌着(袖なし・半袖・長袖)の他に、防水裏地付きのパンツや大きめスタイがあります。

ガローのお店情報

【サイズ】110〜160
【価格帯】1,500円〜
webサイト:https://garo-shop.com
Twitter:https://twitter.com/garau_online?s=20

 

 HIYOKOYA

コドモフク ひよこ屋は介護用子供服のセレクトショップです。子どもたちを産み育てやすいデザインということで、キッズデザイン賞を受賞したこともあります。

ロンパース・ウエストスナップありの胃ろう用ロンパースがあります。他にもプール用おむつやつなぎなど様々な商品があります。


ひよこやお店情報

【サイズ】100〜170
【価格帯】1,760円〜
Webサイト:https://www.hiyokoya.com/
インスタ:https://www.instagram.com/kodomofuku_hiyokoya/?hl=ja

 

ぷるちーの

代表の伊藤 佳苗さんが運営するぷるちーのさん。2021年9月1日で15周年を迎える、こども介護服業界の先駆者です。その商品数はなんと2,000点にも上ります。

アンリーシュに掲載中:ぷるちーのインタビュー記事はこちらから!

前開きロンパース・かぶりロンパースの他にも、カッパ・つなぎ・ズボンなど様々な商品があります。「なんでもあるよ」がモットーの素敵なお店です!

ぷるちーのお店情報

【サイズ】100〜140
【価格帯】2,475円〜
Webサイト:http://kodomo-kaigofuku.net/
ぷるちーの楽天市場店:https://www.rakuten.co.jp/pulcinokids/
インスタグラム:https://instagram.com/pulcinokids.kodomo.kaigofuku
Facebook:https://www.facebook.com/kodomo.kaigofuku.pulcino/
Twitter:https://twitter.com/pulcinokids

ミナファミリー

ミナファミリーさんは「家族のようにあたたかく」をモットーにしています。

代表理事の本田さんは、障害児を育てるお母さんでもあり、病気や障害のある子どもとその家族のため、啓発活動や商品開発をされています。

ロンパース(前面ボタン)・かぶりロンパース・前開きの肌着(袖なし)、子供用車イス関連商品などを扱っています。

ミナファミリーお店情報

【サイズ】110〜150
【価格帯】1,100円〜
Webサイト:https://minafamily.xsrv.jp/ec/products/list.php?category_id=18

ユニクロ

少し前のニュースになりますが、大手アパレル会社のユニクロさんが介助が必要な子供のための服を開発したと話題になりました。

開発には当事者家族も関わり、丁寧なヒアリングの元、医療機器があって上かぶりができない子供や寝たきりの子供のためにロンパースや前びらきの服がデザインされました。160cmとサイズの大きな服を扱っているのも嬉しいですね!

ユニクロお店情報

【サイズ】110〜160
【価格】990円
ロンパース(側面ボタン)→KIDS コットン前あきクルーネックボディスーツ(半袖)
前開きの肌着→KIDS エアリズムコットン前あきクルーネックTシャツ(半袖)
オンラインストア:https://www.uniqlo.com/jp/ja/

比較表

参考までに、試着したことのあるメーカーについて、身長120センチ、体重18キロの息子が着用したサイズの微妙な違いを載せてみました。(全て130サイズを着た場合です

  メーカー名 ボタン付き ボタン無し サイズ 首周り メーカー表示
1 アルトタスカル ○(前面ボタン)
スナップボタンとマジックテープタイプあり
90-160 広い 63
2 いちごのき ○(前面ボタン) 100-160 広い 65
3 ガロー ○(前面ボタン) 110-160 かなり広い 64
4 ミナファミリー ○(前面ボタン) 110-150 かなり広い 64
5 ユニクロ ○(側面ボタン) 110-160 狭い
(つまっている)
64.5

障害を考慮したデザインの服を販売しているサイト

ロンパースや前開き服とは違いますが、ユニバーサルデザインの服やファッションアイテムを販売しているブランドもあります。

トミーヒルフィガーアダプティブ

ポロシャツの前ボタンをマグネットボタンにしたり、ジーンズの股のチャック部分をマジックテープ(ベルクロ)にしたり、頭を通しやすいように肩部分をマジックテープで大きく開けられたりする服を展開しています。

 

UNITED CREATIONS 041 WITH UNITEDARROWS

車椅子用のカッパや、スタイにもなるワンピースやTシャツを展開しています。

UNITED CREATIONS 041 WITH UNITEDARROWSお店情報
Webサイト:https://store.united-arrows.co.jp/shop/ua/data/catalog/041/index.html

コワードローブ

代表の前田哲也さんは、元々アパレル会社に勤めていて、障害や病気を抱える人々の悩み解決を起点に、ユニバーサルな社会作りに貢献することを目指してコワードローブを設立されました。3年間で800人の当事者にヒアリングされたそうです!当事者のインタビュー記事もこちらから読むことができます。

障害をもっている子供や大人のために、既製服を着やすいようにお直ししてくれ るサービス(「キヤスク」)を立ち上げようと動いています。こちらのお店も注目ですね!

お気に入りの服を着られるのは嬉しいですね!

コワードローブお店情報

webサイト:https://co-wardrobe.com/

その他→「甚平」

最後に甚平を紹介したいと思います。

というのも、今年の夏、息子に夏らしい服を着せたいなと思い甚平を着せてみました。そしたら、着せやすいし、紐なのでボタンが身体にあたって痛いということもないし、全介助の子にはいいなと思いました。

また、入院中の検査や点滴の管を通すときなども便利ではないかなと思います。(思い返してみると、息子が入院したときの病院の貸し出し衣類も甚平の形ばかりです。)

実際に探してみると、いろんな柄の甚平が販売されていました。みなさんも探してみてください。ちなみに、息子はにんじゃがキッズの甚平にしました。

終わりに

私は、出産した喜びを味わった数時間後に「息子に障害が残る可能性がある」と言われました。

どうなるかわからない不安と、元気に産んであげられなかった申し訳なさとで、私が勝手に想像していた「幸せ」というものがなくなるのではないかという恐怖で押し潰されそうになりました。  

最初は知り合いもいないのでとにかくネット検索をするしかなく、それでも役に立つ情報にたどり着けないことが何度もありました。ですが、リハビリや療育園、入院などを通して先輩ママとパパたちと出会い、情報交換したり悩みを話したりして、助けてもらうようになりました。  

そこで教えてもらったお役立ち情報を少しでも共有できたら、という想いで記事を書きました。「障害者の世界」は知らない世界だからこそ恐怖や不安が生じることが多いんだなと思います。  

障害のある息子との生活で不便を感じることもたくさんあるし綺麗事じゃ済まないこともあるけれど、7年間かけて「障害の世界」を知っていくうちに不安に感じることが少なくなったし、幸せを感じます。  

だからこそ、私が教えてもらったり調べたりして得た情報をまとめてこちらで記事にすることで、乳幼児を育てている親御さんの「知らないことからくる不安や恐怖」を少しでも取り除くことができたらいいなと思っています。