【ボランティアをするにはどうしたら?】ボランティアについて解説します

みなさんこんにちは!「超わかりやすく」をモットー!
不定期更新、なおこのコラムです。

今日は、「ボランティアって何?」というお話をしていこうと思います。



アンリーシュをいつも見てくれている方の中には、ボランティアに興味を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも、ボランティアをしたい気持ちはあるけどやり方がわからないし、そもそも私なんかができるボランティアってあるのかな…?

そう思っている方も多いかもしれません。

わかります!!!私もそうでした。

なので、今日はそんなあなたに向けて、「ボランティアとは?」から「ボランティアのやり方」まで、ボランティアについて超わかりやすく解説していきます。

ぜひボランティアについて知り、あなたの人生に役立てて下さいね😊

ボランティアとは

さて、まずは「ボランティアとは?」という、超基本的なところからいきましょう。

ボランティア(volunteer)という単語は、17世紀の中頃、イギリスで生まれたとされています。

ちなみに、日本で「ボランティア」という単語が初めて広辞苑に登場したのが1969年。

海外では300年前からこの単語があったことを考えると、日本で「ボランティア」が広まったのはかなり最近だと言えますね。

日本におけるボランティアの定義

日本では、厚生労働省の出した「ボランティアについて」という資料の中で、ボランティアを以下のように定義しています。

  1. 自主的であること
  2. 公益性があること
  3. 無償であること

この3つを満たした活動、それがボランティアなのです。

少し補足をします。

まず②の「公益性」ですが、これは災害ボランティアのような活動もあれば、「家の前の道路を掃除する」といった活動ももちろん該当します。

「自分ではない、誰かのためになる活動」であれば良いのです。

掃除も立派なボランティア活動ですよ!

また③についても、交通費やちょっとしたお礼などが発生する「有償ボランティア」もあります。

報酬を目的として活動するのではなく、結果として報酬が発生するのは構わないという考え方です。(報酬を目的として働いたら、それはボランティアじゃなくてアルバイトになりますよね!)

大切なのは自主性である

この3つの定義の中で、最も大切にされているのは①の「自主的であること」です。

つまり、ボランティアとは、他人に強要されたり、強要したりするものではないのです。

自ら考え、自分の意思で社会に貢献したいと思い活動すること。

それこそがボランティアの一番大切な部分であり、その自主性が活動を継続する力になるのです。

阪神・淡路大震災が、日本のボランティアを変えた

「日本におけるボランティア元年」と言われている年があります。

それは1995年。阪神・淡路大震災が起こった年です。

阪神・淡路大震災では、延べ137万7,300人のボランティアが全国から駆けつけ、復興に大きな役割を果たしました。

ちなみに私(なおこ)は当時高校生でしたが、学校の先生が災害ボランティアとして現場に入り、そこでどういった活動をしたか授業で話してくれたのをよく覚えています。

(「避難している人が娯楽が少ないから、本や漫画を持って行ったのが喜ばれた」という話が印象的でした…今はスマホがあるので、電源さえ復活すればそういった状況はある程度緩和されそうですね)

さらに、同年12月の災害対策基本法の改定により、「ボランティア」という言葉が初めて日本の法律に登場します。

加えて毎年1月17日(阪神・淡路大震災が起こった日)を「防災とボランティアの日」とすることが決まり、この年、多くの日本人に「ボランティア」という言葉と行動が根づいたのです。

「ボランティア活動者実態調査」から見えるもの

さて、少し見方を変えて、日本ではいったいどんな人がボランティア活動をしているのか?を調査した資料があるので、それを見てみましょう。

日本でボランティアをしている人の年齢や性別は、女性が7割、男性が3割で、半数が60歳以上だそうです。

(引用:厚生労働省資料「ボランティアについて」より)

今は、ある程度時間に余裕がある人がボランティアをしているようですね。

また、活動内容についてですが、「人に対して直接サービスを提供」「人との交流」が最も多くなっています。

主な活動対象は「高齢者や介護者」「障害児・障害者やその家族」

(引用:厚生労働省資料「ボランティアについて」より)

まさしくアンリーシュもここに該当していますね!!!

ボランティアをするにはどうしたらいいの?

いかがでしょう、かなりボランティアについて理解を深めていただいたのではないでしょうか?

ここからは、どうやったらボランティアができるか?についてお話ししていきますね。

ボランティアをしたい対象や施設が明確なら、直接交渉してみよう

この施設でボランティアをしたい!もしくは、ここを応援したい!などが決まっているならば、直接問い合わせるという手段があります。

アンリーシュにも、「何か手伝わせてもらえませんか?」というとってもありがたいお問い合わせを時々いただきます!

現在アンリーシュでは、「お手伝いいただく内容ごとに募集をする」という形になっているので、残念ながらまた次の機会にお願いしますというお返事になってしまうこともあります…ですが、お申し出は本当に嬉しく思っています。

お問い合わせをしてくださった皆さん、本当にありがとうございます!

このように、自分が応援したい団体や施設に、ボランティアを募集しているか問い合わせてみるのもいいですね。

自治体のボランティアセンターを活用しよう

きっちり対象や施設は決まっていないけれど、何かボランティアをしたいなと思うこともありますよね。

例えば、子育てがひと段落したり、会社を退職したりして時間ができた場合など。

その時間を利用して何かボランティアをしたいな〜と思う方もいるでしょう。

あるいは、引越しをしたから、近隣をよく知るために地域のボランティアに参加してみたいなとか。

そういった場合は、お住まいの自治体の「ボランティアセンター」を活用しましょう!

ホームページもありますので、見てみると良いと思います。

参考までに、東京都のボランティアセンターのHPはこんな感じです。

さらに、都道府県だけでなく、市区町村単位でもボランティアセンターがあります。職員さんにボランティアについて相談することもできますので、調べてみてくださいね。

災害時は災害ボランティアセンターへ

最近の日本は、大規模な自然災害が増えてきました。

被災してしまった人や地域を支援するため、被災地には災害ボランティアセンターが立ち上がります。

災害ボランティアセンターの主な役割は、現地のニーズとボランティアをつなぐことです。

災害復興は、段階的にニーズが変わっていきます。それらを的確に把握し、被災地外からのボランティアの受け入れをし、人員の調整をする、それが災害ボランティアセンターです。

災害ボランティアを希望する方は、まずは被災地の災害ボランティアセンターで情報を得ると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ボランティアは、ボランティアでしか得られないものが確実にあります。

一度経験してみれば、あなたの世界も広がるかもしれません。

自分で考えて社会のために行動するというのは、素晴らしいことです。

今までボランティアをしてみたいけどどうしていいかわからなかった…そんなあなたが一歩踏み出す手助けになれば幸いです。

 

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