簡単!胃ろうチューブが抜けない工夫【ハイハイする赤ちゃんでも安心】

胃ろうがある小さいお子さんが、寝返りやハイハイが始まった場合…

注入中にチューブが抜けてしまわないか心配

✅長い時間をかけて注入しているので、その間ずっと目が離せない

という方もいるのではないでしょうか?

今日は、胃ろうっ子ひかりちゃんのママが、チューブ事故抜去防止方法について教えてくれました。

(この記事の内容は、アンリーシュ公式YouTube「アンリーシュ日記」でも見ることができます)

アンリーシュフレンズ プロフィール

お名前:ひかりちゃん

年齢:10ヶ月

病名:先天性食道閉鎖症

現在必要な医療的ケア:胃ろう、人工呼吸器(現在は離脱)

生まれてからずっと胃ろうのひかり

ひかりは生後10ヶ月の女の子です。

先天性食道閉鎖症という、生まれつき食道と胃が繋がっていない病気を持って生まれました。

食道閉鎖症には5つの型があり、その中のD型という珍しい型でした。

生まれた翌日に手術をして食道はつながりましたが、つないだ部分が狭くなってしまう食道狭窄、そして合併症として気管軟化症や嚥下障害を現在治療中です。

食道閉鎖症の子は飲み込むのが苦手な子が多く、ひかりも生まれてからまだ一度も口から飲食をしたことはありません。
そのため4ヶ月で胃ろうをつくり、そこから栄養を注入しています。

入院していた頃のひかり

ひかりは寝返り以降、たくさん動くようになりました。

胃食道逆流の手術の影響で吐くようになってしまったため、注入スピードはゆっくりで、1日トータル900mlを約9時間かけて入れています。

入院中、寝返りが始まったひかりのチューブがいつ抜けるかと常にヒヤヒヤして目が離せず大変だったため、どうにかして抜けない方法はないかと試行錯誤してこの方法にたどりつきました。

胃ろうはボタン式のものを使っています。

我が家の、胃ろうチューブが抜けない工夫

今回は、

  • 日中、子どもが動き回る時にチューブが抜けない工夫
  • 夜、寝ている子どもをなるべく起こさないで注入するためのチューブ工夫

の2つの方法を紹介します。

日中、子供が動く時のためのチューブの工夫

下着は、ボディスーツタイプがオススメです。

胃ろうに接続したら、チューブを「たわみ」をもたせてお尻の下にまわします。

ボタン部分を引っ張らないようにたわみを持たせて…

お尻の下へ!

たわみがないと、動いた時に胃ろうのボタン部分に力がかかり、抜去まではいかなくても胃ろうが斜めになってしまい、漏れの原因になることがあります。

下着の股の間からチューブを出し、スナップボタンを止めます。

股のボタンの間からチューブが出ています

胃ろうチューブの留め具は、皮膚に直接あたると痛いので、オムツと下着の間になるようにした方が良いです。

こんな感じでチューブが通っています

上の服がスナップボタンのある服の場合、股の部分のボタンを残して全てのボタンをとめます。

その後、チューブで3重のループを作り、

股のボタンでとめて完成です!

ループをボタンで留めます!

これで、かなり強い力で引っ張ってもループに力がかかるだけで、胃ろう部分にテンションがかかることはありません。

上の服がスナップボタン式ではない時は、下着のスナップボタンにループを作って、上の服を着るといいと思います。

ハイハイが速くなってきて、長さが足りず、全力で引っ張っている場面をよく見ますが、今のところ抜けたことは一度もありません。

こんなにピーンと引っ張っても抜けません!

夜、子供が寝てから注入する時の工夫

次に、夜、寝ている子供をなるべく起こさないためのチューブの固定方法を紹介します。

胃ろうチューブを接続したら、たわみをしっかりもたせてオムツのテープ部分にはさみ、下着のボタンをとめます。

たわみをしっかり持たせてからオムツのテープで留めて…

下着の股の間から接続部分を出してスナップボタンを留めます

注入の時間になったら股のボタンをあけ、胃ろうチューブに栄養チューブを接続します。

昼の時と同じようにループを3重に作り、スナップボタンでとめます。

上着のスナップで留めるのは昼の時と同じです!

注入が終わったら、スナップボタンを外して栄養チューブを外し、白湯を流してフタを閉じます。服のボタンをとめて、終わりです。

胃ろうのチューブは朝の注入の後に外して洗浄します!

看護師さんがいいね!と言ってくれた

入院中、看護師さんがこの方法を見て、「これはいいね!!」と言ってくれました。その日たまたま他の子で胃ろうチューブの自己抜去があり、防止する方法はないかと話し合っていたそうです。

看護師さんがいいと言うなら、他の困っているお母さんの助けになるかもしれないと思いました。

少しでも全国の胃ろう仲間の助けになれたら嬉しいです。

(記事の様子は動画でも見ることができます!ぜひご覧下さい)

 

 

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