【注目】ワイヤレスパルスオキシメータのレンタルが選ばれる理由

新型コロナウイルスの第五類への移行で一息ついたところですが、パルスオキシメータは体内に十分な酸素が取り込めているかを簡単に知ることができるため広く認知されました。

そんな中、マシモジャパン株式会社が販売しているワイヤレスタイプのパルスオキシメータが注目を浴びています。
最近レンタルサービスも開始されたようです。

そこで今回は、マシモジャパン株式会社セールス&マーケティング部門の森山昌樹さんに直撃!

なぜパルスオキシメータは有線ではなくワイヤレスがおすすめなのか?
なぜ購入ではなくレンタルプランを展開しているのか?
深く迫っていきたいと思います!

ワイヤレスだから、動きが自由自在

金澤
在宅でお子さんでも使えるワイヤレスタイプのパルスオキシメータって新しいですね!
販売するに至った経緯ってどんなところにあるんでしょうか?

森山さん
パルスオキシメータでモニタリングする時って「モニタリングはしないといけないけど動きたい」っていう人がいっぱいいると思うんですよね。
あとは動きたいから24時間つけとくのは嫌だっていうふうになってモニタリングをやめちゃう人もいると思うんです。

そういう人達に「モニタリングしてても動けるんだよ」っていうのを感じてほしくてワイヤレスタイプのパルスオキシメータを販売展開し始めました。

金澤
確かに!
実際、パルスオキシメータを付けたくない人っていますか?

森山さん
結構いますよね。「嫌だ、付けたくない」って。
あとは、つながれている感覚に抵抗がある人も。

金澤
有線コードに繋がれている状態は、何かに引っかかったりすると危ないですしね。

その点、ワイヤレスだとその心配がないから安心ですね。

Bluetooth接続により、ケーブル接続が不要。 だから、患者さんから離れた場所に設置可能。

レンタルだから気軽に誰でも試せる

金澤
今回、レンタルに踏み切ったのはどういった想いがあるのでしょうか?

森山さん
販売だとどうしても価格が高くなってしまうため、一部の方しかこの製品を使えません。

やはり自治体がパルスオキシメータの補助金を出したりしないと、難しい面があります。

必要な方にしっかりと届けたい。そのために必ずやらなきゃいけないのはレンタルだなと

金澤
販売だけでは在宅患者さんのニーズを満たしにくいってことなんですね。

金額以外でレンタルのメリットはどんなところにありますか?

森山さん
レンタルだと、常にメーカーが責任を持ちますから、販売後も寄り添ってケアを行います。

機器の故障時の対応はもちろん、例えば使い方がわからない・お子さんの状況が変わって使い方を見直したいなど、使っていくうちに出てくる悩みも気軽におっしゃっていただければと思います

金澤
それは使う方としては安心できますね。

不具合があったら交換してもらえるなどもとても嬉しいです!

アンリーシュフレンズの中にも使っている子が!

急性期病棟などで使われているハイスペック機器

金澤
今年からレンタル開始に踏み切ったのはなぜなのでしょうか

森山さん
私たちの製品は、もともと大きな病院のオペ室だとかICU・NICUなどで使われており、高い技術力があります

マシモの製品はどこよりも患者さんのお役に立てる!その想いから今回、沢山のハードルを超えてレンタルをスタートさせました。

金澤
なるほど。ハイスペックな製品がレンタルで利用できれば、患者さんとしては助かりますね。

森山さん
一方で、医療従事者の方からは「マシモの製品はハイスペックで高い」というイメージも持たれています。

レンタルの活動を通してこういったイメージも変えて、より身近な存在になれればと思っています。

Spo2と脈拍だけでなく、呼吸回数・ヘモグロビンなど多様なオプションが追加できる。

レンタルの詳細・方法

金澤
パルスオキシメータのレンタルは今年の3月から展開されているとのことですが、どのようなレンタル内容になっていますか?

森山さん
いくつかのパターンをご用意しております。

まず標準的なパターンとしては、有線のセンサを月に2枚お使いいただけるプランです。
大体1枚当たり2週間ぐらい使えるので、毎日使うことができます。

ワイヤレスのパターンでご提案できるのが、有線のセンサが2枚+ワイヤレスセンサが2枚ついているプランです。
ワイヤレスセンサは最大4日間使用することが可能です。

金澤
ありがとうございます。

そうするとワイヤレスセンサを試したい場合は、有線とワイヤレスを組み合わせて使う形になるのですね。

森山さん
そうですね。
有線タイプ2枚で1ヶ月は持たせてくださいっていうのが基本スタンスです。

例えば通院や、家族での外出など何かアクティビティがある時はワイヤレスタイプを使ってもらうことを想定しています。

金澤
こちらレンタルしたい場合、どういう手続が必要なんでしょうか?

森山さん
まずは担当のドクターに相談して頂ければと思います。
製品パンフレットなどをご自宅に郵送することも可能です。

ワイヤレスで自分らしい人生を

金澤
今日は貴重なお話をありがとうございました。
お話を聞きながら、新しい未来にワクワクしました!

最後に今後の展望について聞かせてください。

森山さん
とにかく、まずは皆さんにワイヤレスの存在を知って頂きたいと思っています。

トイレに行く時もわざわざパルスオキシメータを持って行ったり、動きざかりのお子さんの運動を制限してしまったり…そういったことを無くすことができる可能性があります。

選択肢の1つとして検討できるよう周知に力を入れていきたいと思っています。

金澤
医療も進歩していますがら、常に「新しい選択肢があるかも」とアンテナを張っておくことは大切だなと私も常々思っています。

森山さん
もちろん私達もアップデートを重ねます。

例えばワイヤレスセンサを電池式じゃなくて充電式にできれば、日数の制限なく使って頂けるようになる可能性があります。
今で完成ではなく、皆さんの声を聞きながらよりよいサービス作りを進めていきます。

金澤
是非その過程をアンリーシュでも応援できればと思います!

今日はありがとうございました!

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