「子どもが食べてくれない」そういった悩みを持つお母さんは多いと思います。
ご飯を食べてくれない辛さと共に、「栄養が偏ってしまうのでは?」という心配もありますよね。
そんなママの悩みを解決する、子どものための栄養補助サプリメント「mog」。
「mog」を開発、販売をしている小浦ゆきえさんに、お子さんのためのサプリメントにかける想いをお聞きしました。
目次
息子のためのサプリメントを!「mog」開発の経緯
お子さんのためにサプリを?
息子は4歳の時に、難病の「ミトコンドリア病」と診断されました。
ミトコンドリア病とは、細胞の中でエネルギーを作る役割をする「ミトコンドリア」が、何らかの理由でうまく機能しなくなる病気の総称です。
この病気には治療法がなく、「しっかり食べて健康的な生活をする」ぐらいしか進行を抑える手段がありません。
エネルギーが作れず様々な細胞の働きが低下するので、疲れやすかったり、成長ホルモンの分泌が減ったり、糖尿病になったりといろいろな症状が出ます。
息子は立って歩くのが遅くて、2歳になってようやく歩きはじめました。
その後も他の子みたいに走れず、よちよち歩きでした。後でわかったのですが、これも病気が原因でした。
エネルギーを作る工場がうまく機能しないなら、せめてエネルギーの元となる栄養素はしっかりと補充してあげたいと思い、「mog」を開発したのです。
どうしてご自分で作ろうと思ったのでしょうか?
初めは子ども用のサプリメントを探したのですが、「背が高くなる」「頭が良くなる」「落ち着きが出る」などの、用途が限定されているものしかなかったんです。
これらはカルシウムやDHAなど、特定の栄養素しか入っていません。
息子のように、いろんな栄養素がバランスよく必要な子どものためのサプリメントはありませんでした。
それでも初めは息子のために、複数のサプリメントを組み合わせて、ヨーグルトなどに混ぜてあげていましたが、毎日続けるのが本当に大変だったんです。
だったら1つのサプリメントにいろんな栄養素を入れたものを作れば、私も助かるし、助けになるご家庭も多いのではないかと思いました。
それで、ビタミン・ミネラル全体をバランスよく補える製品を作ったんです。
お子さんが「美味しい」と思う味に!「mog」開発秘話
「mog」の開発ではどんなことが大変でしたか?
いちばん大変だったのは味の調整です。
栄養ドリンクって全部同じような香りがするじゃないですか?あの香りはビタミンB群の香りなんです。
それを、子どもでも美味しく食べられる味に調整するのが大変でした!
確かに栄養ドリンクの味は、子どもは嫌がりそうですね。
少し刺激のある、独特の風味を消すのに何十回と試作を繰り返しました。
うちには「長男」という強力なご意見番がいるので、彼に試作品を食べてもらい、「おいしくない」と言われたらやり直し。
何度も何度も吐き出され、どうしたら美味しく食べてもらえるか試行錯誤を繰り返しました。
香りはトロピカルフルーツだとカバーしやすいことや、粉っぽさは酸味を足すと食べやすくなることがわかり、最初にパイナップル味の製品を出しました。
今はパイナップル味とチョコバナナ味があるんですね。
発達障害や自閉症で偏食がある子は、酸味を強く感じる子が多いとパイナップル味をリリースした後に知りました。
偏食のお子さんに食べて欲しかったのに、やはりそういうお子さんたちは酸っぱくて食べられないという声を多く頂いたんです。
そこで開発したのがチョコバナナ味です。
アレルゲンとなりやすい特定原材料不使用にしたかったので、ミルクを使わずマイルドなチョコ味にするのにとても苦労しました。
結局チョコバナナ味は、味の調整だけで2年以上かかりました。美味しくないと子どもは食べてくれないですからね。
医療用のサプリメーカーに委託!「mog」安全性へのこだわり
お子さんが食べるものなので、安全性が皆さんとっても気になるところだと思います。
毎日自分の息子にあげたいと思って作った製品なので、もちろん安全性にはこだわっています。
私はずっとサプリメントに関する仕事をしてきました。
なので、「ここなら大丈夫」と自信を持って任せられる、医療用サプリメントを作っている会社さんに製造を依頼しました。
開発にかける私の想いや目的も、全て伝えました。
材料に関しては私よりメーカーさんの方が詳しいので、「じゃあこういった基準で材料選定をしましょう」と色々と提案して頂き、高い安全性を確保することができました。
mogは、「お子さんが食べられるようサポートする製品」でもあります
息子はサプリメントを使い始めてから、「疲れた」と言う頻度が減りました。
進行性の病気なので、大きく体調を崩さず今まで過ごせていることが、親として一番良かったと思っています。
それは本当に嬉しいですね。利用者さんからはどのような声が届きますか?
利用者さんからの嬉しいご報告の半分ぐらいは、お母さん自身の「気持ちが楽になりました」という声なんです。
お子さんが少食だったり偏食だったりすると、「もっと食べさせなければ」という思いが強くなりすぎて、お母さんの方が辛くなってしまうことがあるんです。
私自身も、息子に「もう食べたくない」って泣かれたこともありました。結局そうなると、食べられる状況じゃないんです。
「子どもが食べてくれない」という悩みを持つお母さんは多いですよね。
食事が進む時って、みんなが笑ってる、楽しい食卓の時じゃないですか。
「mog」を使っていただくことで、お母さんに「この子の栄養は足りているから大丈夫」という安心感を持って欲しいです。
そうしたら「もっと食べなさい」と怒るのではなく、「次はがんばろうね」と声かけができるようになるかもしれません。
「mog」が、子育てに悩むお母さんたちの肩の荷を、ちょっと下ろすお手伝いができたらいいなと思っています。
お子さんだけじゃなく、お母さんたちも応援しているんですね。
お母さんたちには、「同じ子育て仲間」として応援する気持ちで商品をお届けしています。
mogを食べさせることを忘れちゃっても、気にしないで欲しいんです。
忘れる=お子さんの食事を前よりも気楽に考えられている、という良いサインです。
mogの定期購入は何度でもスキップできるし、ご解約の連絡は、「もうmogに頼らなくても良くなった」というポジティブな理由なので、私たちも嬉しいんですよ。
mogは、「お子さんが食べられるようサポートする」製品でもあると思っています。
mog株式会社では、「お子さんが食べてくれない」ことで悩んでいる保護者の方に向けたサイト「たべよう」を公開しています!
偏食・少食・摂食困難のお子さんのために、食べない子を診てくれる医療機関の紹介や、食べない子への適切な関わり方を見つけるための情報を提供しています。
サイト「たべよう」もぜひご覧下さい。
「mog」お求めは公式サイトで!
「mog」が欲しいと思ったらどうしたらいいですか?
初めは、息子のためのサプリメントを作ろうと思ったんです。