この記事は、アンリーシュパートナーズ様(毎月定額寄付)の提供記事です。
RONILO (MAI)様 よりご支援をいただき、完成いたしました。
日頃より貴重なご支援を賜りまして、ありがとうございます。
24時間、さまざまな医療的ケアをしながらの生活では、常に使用する医療機器や物品等たくさんのものが必要になってきます。
今回は、必要物品のベッド周りレイアウトや医療機器の配置などケアをする家族も、してもらう本人にとっても生活しやすいような住みやすいお家作りの工夫をされている、
アンリーシュフレンズ『りょうちゃん』のお部屋をママさんに紹介していただきました。
りょうちゃん自己紹介
名前: りょうちゃん
年齢: 5歳 男の子
病名: 大田原症候群・ウエスト症候群・脳奇形(小脳と脳幹の低形成)・両側先天性難聴(補聴器使用)
りょうちゃんの日常はこちら♡
りょうちゃんのお部屋紹介
訪問看護師さんがこられた際、手を洗ってからりょうちゃんの部屋に入れるようにしています。
ベッドのそばには、すぐに使えるようにアンビューバッグ・聴診器・おむつ・お尻ふき・その他物品や経管栄養用のポンプを配置しています。
そして、吸引器のそばに予備の人工鼻とアルコール綿・吸引カテーテル・手指消毒を置いています。
手の届く範囲に頻繁に使用する医療機器や物品を配置し、生活しやすいようにレイアウトしています。
他の薬は1週間分ずつ用意して置いています。
1ヶ月に使う物品の量は多いので予備の物品やおむつなどはウォークインクローゼットに収納しています。
今まではベビーベッドを使用していましたが成長し、いよいよベビーベッドも卒業!
ツーモーターの電動ベッドを置きました。
高さ・頭元の調整ができるのでケアがしやすくなりました。
添い寝をすることができるようになってママもとっても嬉しいんです。
雨に濡れないようにスロープ用のカーポートも設置しました。
お部屋を作る時の注意や工夫
そして物がどうしても多いので、収納も大切だと感じました。
りょうちゃんの部屋の奥側に私たちの寝室を作って夜中でも目が届くようにしています。
また、りょうちゃんの部屋からはすぐお風呂に行けるようにしています。
日々の生活の導線を考えて作りました。
壁の色を水色にし壁補強して、りょうちゃんが制作したものを飾れるようにしています。
明るいお部屋にしたいなと思っています♡
りょうちゃんの部屋からはリビングに繋がっているので、みんなでテレビを観たり、ソファーでゆっくりしたりして過ごせるような空間になっています。
りょうちゃんのお部屋紹介でした!
まとめ
お世話する家族にとっても、りょうちゃんにとっても生活しやすい愛情いっぱいのお部屋になっていて素敵ですよね!
医療的ケアをしながらの生活の中で、住みやすい住環境作りはすごく重要なことだなと感じます。
私も、子どもがだんだんと成長していくにつれてさらに実感しています。
日々の生活を考えた導線作りや、成長も見越した上での住環境作り、
実際にどのように考えていったらいいのか…?
分からないことも多いかと思います。
今回の記事がみなさんの参考となれば嬉しいです。
『アンリーシュ日記』お部屋作りの工夫に関するYouTube動画はこちらから
こんにちは!りょうちゃんです。
りょうちゃんは難治性てんかんがあり、抗てんかん薬を使っていますが発作コントロールがなかなか難しいのが現状です。
日頃は人工呼吸器をつけて過ごしていますが自発呼吸もあり、酸素濃縮器から酸素を流しながら人工鼻で過ごすこともできます。
りょうちゃんは最近までアパートの2LDKに住んでいました。
1階ではありましたがバギーでの外出の際には玄関の出入りがしずらく、
また天気の悪い日はより大変でした。
りょうちゃんの弟が産まれて家族も増え、2LDKでは狭くなったためマイホームを考えて、ようやく完成しました!
りょうちゃん、そして家族みんなが過ごしやすい家を心がけて作りました!