医療的ケア児支援センター「Hi.na.ta(ひなた)」が世田谷区に誕生したので行ってきた

こんにちは!アンリーシュのなおこです。

全国に先駆け、「医療的ケア児支援センター」が、東京都世田谷区にできたのをご存知でしょうか?

その名も「Hi.na.ta(ひなた)」。かわいい名前ですね。

どこにあって、どんな施設なのでしょう。オープニングセレモニーの様子をお届けします!

医療的ケア児支援センターとは

そもそも、「医療的ケア児支援センター」ってなんでしょうか?

実は、2021年6月に可決された「医療的ケア児支援法案」に明記されているのです。

厚生労働省 「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」について より抜粋

この法律により、医療的ケア児とその家族への支援が都道府県の「責務」となり、その一環として「医療的ケア児支援センター」を作りましょうとなりました。(ちなみに責務とは、「責任を持って義務を果たしなさい」ということです)

今まで、医療的ケア児の相談業務は、主に相談支援専門員が行ってきた自治体が多いのではないでしょうか。

ですが、相談支援専門員は福祉の専門職です。医療の分野には関わりません。

つまり、訪問看護など医療的な支援も必要な医療的ケア児にとって、どうしてもカバーできない領域が出てしまっていたんですね。

医療と福祉のジャンルを横断し、あらゆる方面から医療的ケア児のサポートづくりをする…それが「医療的ケア児支援センター」の役割です。

大型こども病院と同じ敷地内に誕生

ひなたの場所は、「国立成育医療研究センター」「医療型短期入所施設もみじの家」と同じ敷地内です。

成育医療センターを初めて退院する医ケア児の家族に、「お家での生活に移行するためにまずは来てほしい」との思いでこの場所にしたそうです。

住所はこちら↓

〒157-0074
世田谷区大蔵 2-10-18 大蔵二丁目複合型子ども支援センター3階

こんな場所にあります!↓

ひなた リーフレットより

オープニングセレモニーは大盛況!

オープニングセレモニーは10組の医療的ケア児家族が招かれ、たくさんの取材も来ていて大盛況!

明るくて広い入り口。オープニングイベントだったので受付のテーブルが出ています。

 

お子さんたちが寝転がっても大丈夫なように、靴を脱いで入ります。エレベーターからすぐ、おむつ替えができるお手洗いもすぐそこ。いいですね。

車椅子の車輪をお姉さんが拭いてくれています。

 

この日はなんと、東京オリンピックで銀メダルを獲得したトライアスロンアメリカチームのモーガン・ピアソン選手が来ていて子どもたちと交流。

世田谷区がアメリカのホストタウンでもあることから、ピアソン選手自らボランティアを申し出てくれたそうです。子どもたちは銀メダルを触らせてもらったり、サイン入りの帽子をもらったりしていましたよ!

ひなたの公式動画も出ていますので、行ってみようかな?と思う方はこちらもぜひ見てみて下さいね。

ひなたの果たすべき役割

世田谷区には、およそ170人の医療的ケア児がいるそうです。(2021年8月現在)

医療的ケア児と家族への確かなサポート、日々の生活や就園・就学などの相談、そしていずれは成人した医療的ケア児の居場所相談など、ひなたの果たすべき役割はこれから大きくなっていくでしょう。

全国に先駆けてできた医療的ケア児支援センターの「ひなた」。

アンリーシュではこれからもひなたを取材していきますのでお楽しみに!

施設概要

【施設名】
世田谷区医療的ケア相談支援センター  <愛称 Hi・na・ta(ひなた)>

【住所】
〒157-0074
世田谷区大蔵 2-10-18 大蔵二丁目複合型子ども支援センター3階

【電話相談】
03-5432-2247 (平日8:30〜17:00)

【来所相談】
火・木曜日 10:00〜16:00

【ホームページ】
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/002/007/d00191191.html