障害がある子もない子も一緒に遊べる!【インクルーシブ公園】を知っていますか?

 

こんにちは〜!アンリーシュのなおこです。

今日は、どんな子も一緒に遊べる、「インクルーシブ公園」についてご紹介します!

「インクルーシブ教育」を知っていますか?

ところで、みなさんは、「インクルーシブ教育」というものをご存知でしょうか?

インクルーシブ教育とは

人間の多様性の尊重等を強化し、障害者が精神的および身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能にするという目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組み

(Wikipediaよりインクルーシブ教育

近年、日本では、この「インクルーシブ教育」を行う園や学校が増えてきました。

障害のある子もない子も、医療的ケアがある子もない子も、一緒に遊び、学ぶことによって、多様性を認め合える社会にしていこうという試みです。

東京都に2020年度に新しく開園した「元麻布保育園」も、このインクルーシブ教育を取り入れた保育園となります。

東京都にインクルーシブ公園が誕生します

そして、東京都世田谷区の「砧公園」と、東京都府中市の「府中の森公園」が、新たに「インクルーシブ公園」として整備され、2019年度末に開園予定です。

日本ではまだあまり馴染みがないですが、アメリカやオーストラリアといった海外では徐々に増えている、「障害のある子もない子も、みんな一緒に遊べる公園」です!

車椅子のままでも乗れる遊具があったり、転びやすい子でも大丈夫なように、地面がゴムになっていたり…

インクルーシブ公園では、どんな子も、楽しく一緒に遊ぶことができるのです。

 

この、インクルーシブ公園を提案したのは、都議の龍円あいりさんという方です。ご自身も、21トリソミーのお子さんを育てていらっしゃいます。

龍円さんのブログに、インクルーシブ公園についてや、また議会に提案した経緯などが書かれていますので、ぜひご覧下さい。

スペシャルニーズ児が安全に遊べる「インクルーシブ公園」誕生します!

また、インクルーシブ公園についての情報を発信されている、「みーんなの公園プロジェクト」さんのHPもぜひご覧下さい。

公園に行くことを諦めない

お子さんに医療的ケアがあると、荷物が多かったり、お子さんが遊べるような遊具がなかったり…という、様々な理由で、公園に行って遊ぶなんて考えられない、という方もいらっしゃいます。

ですが、こうして、どんな子でも遊べるように、少しずつ公園も変わってきたり、受け入れる体制も(まだまだ十分とは言い難いですが)できつつあります。

東京都では、砧公園と府中の森公園の他にも、今後「インクルーシブ公園」を増やしていく方針のようです。

お住いの自治体に、そういった公園がなくとも、問い合わせをするだけでもニーズを伝えることができます。

アンリーシュでは、医療的ケア児や、そのママやパパたちが、暮らしやすい社会を目指して、これからも活動していきます。どうぞよろしくお願いします!

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