2024年の抱負「アンリーシュに関わってくれる人がチャレンジしやすい環境をつくる!」
今年も多くの活動を通してまた一歩大きく前進できた年であったと思います。
このような大きな取り組みを成功させることができたのは、みなさまの温かい励ましのお言葉や応援があったからだと思っています。
本当にありがとうございました。
目次
医療的ケア児と社会をつなぐ架け橋に
昨年、アンリーシュは「医療的ケア児と社会をつなぐ架け橋に」を目標に掲げ、多くのパートナーズ様のご賛同を得て1年間活動を続けてきました。
下記に紹介する事業をおこなうことで、医療的ケア児家族の就労にもつながっております。
このような活動が実ったのも、皆さまの応援があり、社会に必要だと感じてくださる方が多くいたからではないかと思っています。
来年は今までアンリーシュを応援いただいた皆さまと一緒に、また新しい一歩を踏み出そうと動きだしています。
アンリーシュの新たな挑戦を引き続き応援いただけると幸いです。
2024年のアンリーシュの活動
東京都委託事業『TOKYO医療的ケア児ペアレントメンター』
2月よりSTARTした東京都委託事業『TOKYO医療的ケア児ペアレントメンター』では、
医療的ケア児家族が地域で安心して生活ができるよう、医療的ケア児育児と就労に関してのお悩みや、当事者ご家族の抱える不安、孤独、焦りなどの想いに総勢7名のメンターが、同じように医療的ケア児を育児する家族として、ご相談をお受けしています。
同じ目線に立ち、寄り添いと支え合いの思いを大切に支援を行っています。
「医療的ケア児と考えたみんなで使えるタオル」to:alla
1966年名古屋市に創業。タオルを中心に、雑貨、寝装品などの繊維製品の商品開発をおこなっている丸眞株式会社。
世の中の社会課題をリサーチするところから始め、様々な課題が上がる中「医療的ケア児」に着目し、日々の暮らしの中で家族も友だちも、みんなが心地よく使えるタオルto:allaが誕生しました。
そのto:allaの開発にアンリーシュも参加させていただきました。医療的ケア児家族として日々の生活での困りごとや、もっとこうなれば良いのにといった想いをお伝えしました。
to:allaのタオルをご購入いただきました売上げの一部が、アンリーシュの活動に寄付されるようになっております。応援のほどよろしくお願いします。
ボランティアスタッフ加入とメンバーの活動
1月にSNS運用のボランティアスタッフを募集したところ、多くの医療的ケア児ご家族からご応募いただきました。主にSNS運用を担当しています。
新たに参加したボランティアさんも慣れない作業に戸惑いながらも、想いを伝えるべく日々頑張っています。
以前より参加していたメンバーは、新しく入ってきたメンバーに「どうやったら想いを伝えられるのか」「滞りなく投稿ができるようにするにはどうしたらいいのか」、試行錯誤する1年でした。
お互いにとても成長のできた1年だったと思います。
また理事の岡田と舛井は、SNSをボランティアさんに任せることで外部とのやり取りも積極的に行い、兵庫大学の講義に参加させてもらったり、東京都の方とミーティングを重ねたり、たまひよnet様から取材を受けるなど、アンリーシュを広めるべく活動しています。
アンリーシュ感謝祭in東京
9月に団体運営でお世話になっている方を招いて、ブラックスヌーズレンをメインとしたリアルイベントを行いました。
リアルの活動が少ないアンリーシュ では、実際に顔を見てお話しできる貴重な機会となり、当日は40名ほどの医療的ケア児家族と支援者が集まり、のんびりとした時間を過ごしました。
普段SNSなどで話すことのないこれまでの経験・活動の原点・今どんな想いでアンリーシュ に携わっているかなどを皆さまにお伝えできた、とても素敵な機会となりました。
2025年へ向けて、みなさんへの感謝の気持ち
今年も、多くの活動を通してアンリーシュとしてまた一歩大きく前進できた年であったと思います。
『2026年1月には当事者家族10人に仕事を提供できる体制を整える』という目標には、現在、東京都委託事業『TOKYO医療的ケア児ペアレントメンター』、SNS発信ボランティア、外部事業において、総勢20名の医療的ケア児家族がアンリーシュで活躍しています。
目標値を大きく超える方と活動が出来ているのも、パートナーズ様が一緒に歩んでくださったおかげだと思っています。本当にありがとうございます!!
今年は、東京で日頃お世話になっている皆さまをお招きしてのイベントを開催しましたが、出席できなかった方も多くいると思います。
いつかまた皆さまに直接お礼が言える場所が作れると良いなと思っておりますので、その際には是非お越しいただけると嬉しいです。
来年におきましても、さらにまた一歩大きく前進すべくさまざまなことにチャレンジしてまいります。2025年も「共に歩む存在」としてみなさまと一緒に、アンリーシュを作っていけたらと思っております。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
ご寄付の使い道
アンリーシュはみなさまの温かいご支援によって支えられています。
例えば1年間で以下のようなことが可能になります。
<月1,000円で可能になること>
全国の医療的ケア児家族へ情報を提供するためのメディア運営を行うことができます。
<月3,000円で可能になること>
医療的ケア児家族に必要なサービスを行なっている施設等に1件取材にいくことができます。
<月5,000円で可能になること>
医療的ケア児家族一人が、アンリーシュで働くための職場環境を用意することができます。
どんな子育てであっても選択肢の狭まることのない、そんな社会を私たちと一緒につくっていきませんか?
アンリーシュの目指す「共に自分らしく生きられる社会」をつくるには、あなたの力が必要です。