4月24日は第2期ボランティアの〆切日でした。
30名を超える方にご応募を頂き、一気に賑やかになりました。
そしてメンバーが増えたこのタイミングで、ボランティアメンバーを対象にした第1回 アンリーシュ交流会を行いました!
医療的ケア児を支える アンリーシュ 交流会
アンリーシュ はSlackというコミュニティツールを使いながら、情報交換しながら作業を進めています。
アンリーシュ メンバーは「医療的ケアを必要とする児童と家族・支援者が暮らしやすい社会をつくる」という同じビジョンを持って集まった仲間達です。
しかし、普段はメッセージでのやり取りが中心のため、一緒にプロジェクトを進める際、雰囲気が掴みづらかったり、ちょっと発言がしづらかったりする事があります。
顔を見て直接話す事で、アンリーシュ の雰囲気がより伝わる時間となりました。
交流会の雰囲気
交流会には、医療的ケア児のママから専門職・ボランティアに興味がある人まで、様々な立場の人が参加してくれました。
お互いを知る時間をたっぷりとって、今の仕事や、好きな映画の話などざっくばらんにお話しました。
一人一人の話に興味を持ち、ツッコミや質問も絶えず穏やかな雰囲気で進んでいきました。
印象深かったのは、アンリーシュ に参加したきっかけが本当に様々であったこと。
- 自分が仕事を泣く泣く辞めてしまった時に、たくさんの人に話を聞いてもらった経験を活かしていきたい。
- 福祉をもっと面白くしていきたい!
- ボランティアに興味があり、何か自分のキャリア展開に活かせないか
など本当に様々な理由でアンリーシュ に参加してくれている事が伝わってきました。
ビジョンは共有しつつそれぞれの熱量や想い、興味に合った場所にアンリーシュ を育てていきたいと感じる時間でした。
医療的ケア児を知る
交流会では一通り自己紹介でお互いを知ったのち、医療的ケア児の現状とアンリーシュ のビジョン・メディアの方向性をお話しました。
医療的ケア児は現在日本で19000人弱存在します。
日本は今世界一新生児が死なない国と言われ、たくさんの子供が助かるようになり、国の制度も少しずつ整ってきました。
しかしまだ実際の現場では、医療的ケアを受け入れるハードルがすごく高く(責任の所在や、医療行為を習得するハードルなど)、まだまだ医療的ケア児が住みやすい社会とは言えません。
また医療的ケア児の家族は、看護のためどちらかが仕事を辞めなければいけないケースも多く、支援の不足+経済的な問題も抱えがちです。
一方で医療的ケア児は年間1000人のペースで増え続けており、当事者家族の知識や経験は今後より大きな価値を持ってきます。
アンリーシュ では医療的ケア児を育てるうえでの参考書となるような場所を目指して、情報を発信し続けていきます。
リアルで会う重要性
参加者と話す中で一番大きかった声が「実際にどんな人がいるのか知れてよかった」というものでした。
とても暖かい雰囲気で、いろんな立場の人が混ざりあってアンリーシュ 活動がもっと楽しくなりそうです!と言っていただけました。
アンリーシュの活動がもっと楽しくなるように、こういった場をこれからも大切にしていきます。
ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました!
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