はじめまして 普段は障がい福祉の仕事をしているあんちゃん(@SMu5n)と申します。
個人の活動として、病院や在宅で、難病・障がい・医療的ケアのお子さんと遊ぶボランティアもしています。
アンリーシュでは初めて記事を書きます。読者の皆様これからよろしくお願いします♪
今回は医療的ケアが必要なお子さんやご家族、または医療的ケアが必要な方に向けたお仕事がしたい看護師さんに朗報です。
目次
医療的ケア児やその家族が抱える悩みに寄り添う 株式会社GIVER
今回ご紹介する株式会社GIVERは、2019年4月に医療的ケア児と家族を支えるサービスを開始しました。
「医療的ケア児の外出支援」「在宅レスパイト事業」「夜間待機代行」の3つの事業を主軸に展開されるようです。
医療的ケアが必要な子どものための医療や制度がたりない!
医療の発達により今まで救えなかった大切な命を救うことが出来るようになり
医療的なケアを受けながら生活している《医療的ケア児》と呼ばれているお子さんが増えています。
医療的ケア児と家族を支えようと行政や民間での動きもありますがまだまだ足りない部分は多く、これからな状態です。
まだ制度に頼る保険診療内のケアだけでは不十分だったりご家族の不安も多いと聞いています。
医療を必要とする利用者さんの生活を支える訪問看護ステーションは、自宅での医療的ケアを必要としているこども・家族を支えています。しかし(医療の人材不足や物的・経済的な不足、情報不足によって)こどもや家族を支えようと一生懸命尽力している医療者へ業務が集中してしまい倒れてしまう事もあるようです。
このままでは「ケアが行き届かない」だけでなく、医療専門職が発揮すべき「質の高いケア」「個別性のケア」を提供し続けることも難しくなってしまいます。
福祉業界では働く環境により精神がまいってしまい従業員達が退職した結果、他の従業員の仕事が増えて…悪循環になったというお話を聞きます。
株式会社GIVER とは
代表取締役: 前田雄大
Webサイト:https://www.give-r.co.jp/
事業内容:
- 「通学・通園・外出支援」
- 「医療的ケア児と家族の ”自宅” でのレスパイト」
- 「訪問看護師の夜間待機の代行」
GIVERは、「与える人、贈与者、寄贈者」という意味です。
受けている利用者が満足することはもちろん、
よりよいケアを届けるという医療専門職としての価値を発揮することができる「サービスを受けている人も幸せであり、ケアを提供する医療者も幸せ」な医療現場を生み出していきたいという想いを社名に込めているそうです。
私はこのGIVERの取り組みを通じて医療的ケアが必要なお子さんやご家族の笑顔が少しでも増えたらいいなと思いました。
GIVER 3つの取り組み
通学・通園・外出支援
学校や幼稚園などの通学・通園への付き添いや近場や遠出や家族旅行などにも看護師さんがケアを行いながら付き添いしてくれます。
付き添いを行う前にご自宅等に看護師が来てくれてアセスメント、関係機関との連絡調整を行うので不安な事も相談でき安心して任せることができます。
通学のひとつでもご家族の生活スタイルが変化するサポートです。
医療的ケア児と家族の自宅でのレスパイト
看護師などの医療専門職がご自宅へ伺ってご家族が行なっているケアを代わり家族そろってご自宅で安心して過ごすためのサポートをしてくれます。
宿泊施設とは違って外出のために用意するものもいらないので少しでもご家族の負担は軽減されたらいいなと思いました。
訪問看護師による夜間待機の代行
訪問看護の事業所に向けたサービス。
医療を必要とする利用者さんが体調や容態など何かあった時に夜間でも応対してくれる「オンコール」というサービスの代行業務をしてくれます。
一緒にサポートをする福祉職のヘルパーもオンコールがある事で夜勤時に利用者さんが何かあったときに連絡できるところがあるのはとても安心です。
医療職の方のお仕事の軽減にも繋がり、より医療を必要とする方へのケアにつながるかもしれません。
訪問看護事業所に方のご相談は「お問い合わせ」よりご連絡ください。
医療職の方へ求人情報
障がいをはじめ、難病、医療的ケアが必要なお子さんの移動・通学・外出支援・夜間待機の代行にご興味がある方への株式会社GIVERからの求人です。
私が看護師だったら絶対やりたいお仕事です。笑
代表の前田さんは訪問看護として現場で活躍されて経験や勉強を積まれた方だからこそ利用者さん、ご家族、医療職の方のお気持ちがわかると思うので働きやすいのではないかなと思います。
お仕事でご興味のある方は