【TANZAQ】広告出稿で社会課題を解決する

昨年1年間、アンリーシュは株式会社Yogibogが運営するTANZAQプロジェクトで同社と協働してきました。

広告出稿と非営利団体…一見関係性が遠いように感じる2つのワード。

TANZAQプロジェクトをどのような想いでスタートし、これから展開していくのか。
プロジェクト責任者の大森さんへインタビューさせていただきました。

TANZQとは
株式会社Yogiboが社会課題解決に取り組む団体のスポンサーとして広告を出稿し、社会団体と共に持続的な社会課題の解決を目指すプロジェクトです。
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TANZAQプロジェクトを始めたきっかけ

yogiboさんのビーズソファをお借りして、医療的ケア児家族を招待したプラネタリウムイベントを開催!

金澤
10年近く非営利団体を運営してきた中で、TANZAQ プロジェクトは他にはないプロジェクトだなと感じました。

どのような経緯でスタートしたのでしょうか?

大森さん
元々Yogibo は、総合格闘やモータースポーツなど様々な分野に協賛していました。
営利を目的として協賛していましたが、ファンの方から「応援してくれてありがとう」と感謝のコメントをたくさんいただいたことが、TANZAQの着想を得るきっかけとなりました。
金澤
Yogiboさんは本当に幅広いスポンサードをされてますよね。
大森さん
様々な協賛を経て、「広告出稿は出稿先により文化・環境を変える力になる」という可能性に気付き、社会課題の解決を目指す団体へ広告出稿することで、広告が持続的な社会課題解決につながるTANZAQが生まれました。

社会活動に取り組む団体さんは、素晴らしい活動をされている一方で、資金的に継続して行くのが難しいという一面があります。
TANZAQでは、Yogiboのブランドのイメージ向上と社会団体への持続的な支援を実現することで、Yogiboと社会団体双方にとってWin-Winな関係を築くことができると考えました。

金澤
そうですね。
私も社会活動と資金調達のバランスは、毎日頭を悩ませています。
実際にプロジェクトをスタートされていかがでしたか?
大森さん
10 団体への広告出稿からスタートし、多種多様な社会課題に取り組まれている参加団体さんと事例を作り上げることができました。
各団体さんと仮説検証を進めながら一緒にストーリーを作り、そのストーリーの中に広告を設計し、最終的には大きな課題の解決につながる流れを作ることを意識しました。

結果として、共催イベントやメディア露出など多くの団体さんの活動の露出効果を高めることでき、TANZAQとしても大きな波及効果を生み出せたと感じています。

 

印象的な取り組みを行なっている団体様

金澤
現在、TANZQプロジェクトで出稿している団体さんは27団体(注:インタビュー当時の延べ数)ということですが、印象的な取り組みをされている団体さんはありますか?
大森さん
全国でビーチクリーンや街の清掃活動をしているNPO法人green birdさんでしょうか。

写真映えを考えてYogiboのロゴが入ったカラフルなトングを作成し清掃活動時にそのトングを使うことで、ゴミ拾いを「SNSにアップしたくなる、波及効果の高い広告活動」に変えることができました。
清掃活動の様子がSNSに投稿される機会が増え、ゴミ拾いのイメージがオシャレで身近な活動へと変わっていったように思います。

金澤
なるほど!面白いですね。

社会活動は活動自体は目立たないけど、皆がやらないことに取り組んでいるという側面があると思います。

ですので、そのチャレンジに注目してもらえるって言うのは、団体側にとっても嬉しいことです。

https://twitter.com/greenbirdjp/status/1488021024171958274

大森さん
社会活動に広報活動は欠かせないと考えています。

こまめに情報発信して注目される機会をつくれば、人など資源が集まるきっかけになるからです。

有り難いことに年々Yogiboブランドの認知度は上がってきているので、Yogiboがスポンサーとなっていることが団体の認知度向上にもつながればと考えています。
またTANZAQに参加することで、各団体で広報への意欲・意識が高まることも期待しています。

アンリーシュとの取り組みで感じたこと

金澤
今回、Yogiboさんとアンリーシュで1年間プロジェクトをやらせていただきましたが、その中で感じたことなどありますか?
大森さん
アンリーシュさんは積極的にYogibo製品を絡めたSNS発信をされてされていましたよね。

実際に医療的ケア児がYogibo製品を使っている様子を発信してくださるなど弊社としても勉強になることが多く、TANZAQチームのメンバーもアンリーシュさんの広報活動に刺激を受けていたようです。

アンリーシュさんが得意とされているインスタグラムを中心に、引き続き医療的ケア児とご家族に関する有益な情報発信がなされるよう、チーム一同応援しています。

金澤
ありがとうございます!
アンリーシュもTANZAQ プロジェクトのおかげでとても成長できた1年でした。
いろんな団体さんと話す機会もあり、団体さんごとに本当に強みって違うんだなと目からウロコでした。

世界をよくしたいという気持ちは皆同じなので、違う強みを持った者同士が協力し会える環境作りをこれからも進めていきたいです。

本当にありがとうございました!

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