【豊中市】小中学校に通学する医療的ケアを必要とする子どもの状況が報告される

大阪府豊中市では公立小中学校に通学する医療的ケアを必要とする子どもに対して、看護師を学校に配置している。

あるシンポジウムで、中学校に通うBさんの様子が発表された。

Bさんの学校での状況

  • Bさんは現在中学3年生
  • 小学校入学から特別支援学校ではなく地元の小中学校に通学している
  • 人工呼吸器を使用している
  • 学校では同級生と同じ教室で過ごし、教職員の支援や看護師の医療的ケアを受けながら勉強している。
  • 授業中は看護師は別室で待機しており、Bさんから要請があれば吸引等の対応をしている。
  • Bさん本人は現在高校進学を目指し、受験勉強中である。
  • Bさんの担任教員は、保護者と連携し、効果的な学習方法について様々な取り組みをしている。

 

厚生労働省と文部科学省の方針

国は、<障害者権利条約>や<子どもの権利条約>、<障害者差別解消法>の全面施行など、障碍者も地域で当たり前に生活する社会を目指す方向性を示している。

厚生労働省は<小児在宅医療連携推進事業>の取り組みのなかで、<医療><福祉><教育>が連携できる体制整備の必要性を示している。

 

文部科学省は<学校への看護師の配置>について合理的配慮事項としつつも、看護師配置については課題が山積しており基準やルールを示すことの必要性を説いている。

今後小児在宅医療の推進に伴い、医療的ケアを必要とする子どもが増えつつあると同時に社会の対応も伴ってこなければならない。